資産構築・増大させるためのマニュアル

資産を作る、資産を増やす!マイナススタートから億万長者へのプロセス

資産運用と債券投資

      2016/03/19

国債や地方債などを購入する債券投資は、資産運用の種類としては比較的安全性が高いとされています。
それはなぜかというと、債権というのは国や企業が、価格や額面、満期日などを設定して発行しているものです。

投資家は、どの程度の利益が得られるのか、ある程度予測する事ができます。
あとは、その債権を発行している国や企業が、本当に利払日または満期日になったとき、支払いをしてくれるか、ということをよく見極めることです。

株式投資であれば、株の値動きによる利益を得るものですから、いくら稼げるのか、ということはわかりません。
さらに言えば、将来において、株券を購入した企業が倒産すれば、資産を失うリスクもあります。

株式投資ほど利益が得られなくても、利益を得ることがほとんど確定しているのですから、将来に備えるということでは、非常に優れている資産運用なのです。

大きな利益を得たいのであれば、まとまった金額を投資しなければいけませんが、退職金を老後の資金として使いたいというならば、金額的にも十分ですから最適です。

ただ、債券投資でも、満期日を迎える前に、市場で売買をする事ができます。
途中で債権を手放すならば、満期日に支払われる償還金を受け取ることが出来なくなりますが、それまでに利払日があれば利子収入が入りますし、売却益も受け取ることが出来ます。

では、本当に債権の支払いが行われるのかということですが、発行しているのが国や地方自治体であれば、その財政が破綻しないかぎり支払いが亡くなるということはありませんから、極めて高い安全性を持っているといえます。

では、破綻しないかどうかという見極めでは、金融の専門家たちによる債権の格付けという評価がありますから、それを参考にすることになります。

他に、デメリットとなるものはないのかというと、海外債権を購入するときには、為替の変動も考慮しなければいけません。
海外債権は、日本の債権に比べて利回りが高く設定されていますが、その利益も為替が円高に動くことで、減少してしまう恐れがあるのです。

支払いに関して言えば、設定された期日よりも速く償還金が氏は割られる途中償還というリスクもあります。
債券を発行したけれども、投資家が集まらないので十分な利益を出すことが出来ない、というような場合に行われることです。

そうなれば、当初予定していたよりも低い利益しか得られないので、投資家は不利益を被ることになります。

オススメ

 - 債券投資 , , , ,