金投資のメリットデメリット
2018/07/19
金投資をすることの大きなメリットとしては、投資したお金がゼロになってしまうということがないということにあります。
投資というのはリスクがつきものであり、投資したお金をすべて失ってしまうということもありますが金に関してはその可能性が限りなく低いというのが大きなメリットになっています。
それではなぜ、金投資は投資したお金を失ってしまうことがないかというと、金の価値がゼロになるということがほぼありえないためです。
金というのはそれ自体に価値があるものであり、ある日突然価値が無くなってしまうようなものではありません。
例えば株の場合には、突如として倒産をしてしまって価値がなくなるということがありえますが、金の場合にはそのようなことがありえないためです。
安定した価値のある金というのは、金額の上下があるにしても無価値になるということはなく常に一定の価値を持つものとなってます。
金は他に代替するものがなく、人工的に生み出すことができません。
そして、金は非常に状態が安定している金属であるため自然には劣化をすることがないので、自然劣化によって価値が下がるということもありません。
そのため、価値としても非常に安定しているものであり価値の上下があってもゼロになるようなことだけはないので、他の投資先と比較すると安全性の高いのが魅力です。
それではデメリットには一体どのようなものがあるのかというと、純粋に金にだけ投資をする場合それほど大きな利益が出ないというものがあります。
価値が安定しているということは、大きく上限をするということはありませんから、大きく損失が出るということもなければその逆に大きな利益も出づらいというものになります。
大きな利益を出すために投資する金額を大きくすれば、大きな利益を手にする可能性もある一方損失も大きくなってしまうおそれがあるため、利益を出すことができるかどうかは資金量に関わってきます。
金先物などの場合には、自己資金を超える大きな金額を投じることができるのでリターンを狙うことができますが、この場合金投資のメリットであるリスクが少ないというのが無くなってしまいハイリスクハイリターンの投資になってしまいます。
基本的に金投資はリスクが少ないのがメリットですが、リターンを大きくしようとすればリスクも大きくなってしまうというのがデメリットとなっていてリターンを得るのであれば別の金融商品のほうが効率がいい場合も少なくありません。
